誰もいないところにお参りする【初詣】

昨年、奥出雲町の長者屋敷跡に行ってから、運気が上昇したような気がします。ハローワークで、「一年前の求職手当の資格がまだ残ってますよ。病気で療養されたのなら、その証明があれば期間も延びますよ。」と教えてくれる職員さんがいました。それまでは、ハローワークでは足を引っ張るような職員さんにしか出会ったことがなく、頭にきて失業保険を満足にもらったためしがありません。そんなこともあったので、今年は、初詣に長者屋敷跡にお参りに行くことにしました。

奥出雲町の八重垣神社跡

八重垣神社というと、観光で有名な松江の八重垣神社をイメージする人がおられるかもしれないけれど、奥出雲町にも八重垣神社があります。今は伊賀武神社といっしょになっていますが、元は別の所にありました。

現在の八重垣神社にお参りし、次に神社跡地で参拝しました。

右手に石段があり、今は石が祀られています。ここの神社の説明版を見ると、寛文元年(1611年)に建造されたとあります。

なあーんだ、そんな古い神社じゃないんだ―とがっかりする人もおられるかもしれません。しかし、ご利益と神社の古さとは関係がありません。

ここの石段を登って、お祈りしましたが、目的の場所は、ここから200m行った長者屋敷跡です。

長者屋敷跡でお祈り

この山道を歩いていきます。

長者屋敷跡とはなんぞや。

古事記・日本書紀に出てくるヤマタノオロチのお話で、稲田姫(クシナダヒメともいう)の親のテナヅチ・アシナヅチの神が住んでいた家があった場所との伝承の場所です。

それを信じるか信じないかは、その人次第です。ここらへん一帯が、ヤマタノオロチ伝説の伝承地です。

石神さんではなくて、石碑です。「長者屋敷跡」と刻んであります。ここで、お祈りしました。

お祈りすることは一つだけ。

「健康で、一年がんばれるように。」

昨年は職業訓練に行けました。若い人たちに紛れて、一生懸命勉強しました。恥をかくことも多かったですが、ともかくも前向きな気持ちで頑張れ、楽しかったです。

前向きな気持ちになるというのが、一番幸せなことです。

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