50代になってから、昔やっていたサスペンスドラマを観るのが好きになりました。せとうちテレビ(テレビ東京系)や広島ホームテレビ(テレ朝系)のお昼にやっているものを、録画して観ています。
だいたいにして、どの俳優さんが出ているかを基準にして、ドラマを選択しています。

先週3つ録画しましたが、どれも、前に録画して観たものでした。番組表だけだと、前観たものか判断しづらいのです。
2つは、今大河ドラマの蔦重のおっかさん役をやっている高岡早紀さんが、犯人役と警察署長役で登場していました。怪しげな雰囲気を出す高岡早紀さんですので、悪い役が圧倒的に多いです。結構な確率で、俳優さんを見ただけでだいたい犯人がわかってしまうケースも多いですよね。
しかし、それでも、なぜ犯人が犯罪をやってしまったのか、犯人をとりまく人間関係や警察署内部の人間関係をうまく描けていると面白いです。
高岡早紀さん扮する警察署長の役は、不倫している国会議員の後輩で、その国会議員の指示で、刑事にあらぬ介入する、わからずやの上司でした。実際の犯人はどうかということではなく、自分の権力関係を示すことが最優先です。
こういう上司はいろんな場所に結構います。下の者は、倫理観が強ければ強いほど苦しみます。そういう上司に限って自分のご都合主義のくせに、大義名分を大きくふりかざす傾向にあるんですよね。それが煙幕なのかもしれない。
そういう体験から、自分も病んでしまったと思います。40代の終わりごろから下げ下げの人生です。
私は、サスペンスドラマに、そんな気持ちを晴らす意味をもたせているんだと思います。
サスペンスドラマのエンディング曲には、琴線に触れる歌が多いです。いい歌ですね。
ドラマの背景に不倫が扱われる場合もよくあります。
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