のび太君型ADHD 段取りヘタな自分

夕べのドラマ『相棒』には、感動しました。ドラマ自体というよりは、どういう頭の構造で、あんなにいろいろな要素を一つのドラマにぶちこんで、人間の心理状態を幾層にも分析したりする、脚本ができるんかなあというところに。杉下右京が、絵画にも造詣が深いという設定でしたが、あんなに論理追及の人間が、芸術分野にも力を発揮するのが現実的にあるんかな。

砂をかむような毎日

レンタルサーバーのファイルの復元をしなければ・・・と思いつつも、もう1週間経ちました。レンタルサーバー内に、復元ソフトなるものがあるのを、運営会社のメールで知りました。

知りましたが、どのように使っていいのかわからない。安易に、あてずっぽうで、そのソフトをクリックしてしまうと、このブログの記事も(ワードプレス)も、全部消えてしまいます。

そうなる前に、まずは、このブログのデータを、ダウンロードしなければ。いろいろな解説動画がありますが、何が真実なのかさっぱりわからない。でもわからないなりに、何かを選択しなければと思いはじめたのが夕べです。

なかなか困難が多いと、あれこれ、先延ばしになり、ムダに時間が過ぎてしまい、結局夜になり、今日いったい何をしたのか・・・という感じで、毎日が過ぎていきます。

この段取りというか、計画というのを立てるのが自分はとてつもなく苦手です。

ADHDの二つの型 のび太君型

自分は、発達障がいではないにしろ、ADHDのような心理的傾向があるのを知ったのは、60歳手前です。

『じょうずな つきあいかたがわかるADHDの本』(司馬理英子 著 主婦の友社)には、型として、ジャイアン型とのびた型が書いてありました。

一般的には、粗暴でいじめっこのジャイアンが、「衝動性」「多動性」を特徴とするADHDであると思い浮かべがちです。

しかし、おとなしいのび太は、おとなしく、表立ってけんかをしないけれど、気が散りやすく、忍耐力に乏しく、「不注意優勢型」のADHDと書かれていました。

ふたりの共通点として、ちょっとした刺激で気が散りやすく、思いつくといてもたってもいられないというのがあります。

ADHDの勉強をするうちに、自分にもそういう心理的傾向があるんだと思いました。年齢を経るたびに失敗の反省点から知恵をつけて、そこまで、問題が顕著にはならないけれど、一日の計画を立てないとか、作業の段取りを立てるのが、超苦手なのは変わっていません。20代のころ、失恋を繰り返したのも、そういうところがあるに違いない。

とにかく目標を作って、段取りをつける

昔、医療器会社で、床下のループ工事を所長(10歳若い)と二人でやることがありました。所長は、作業時間を2時間ぐらいで終えると言って、段取りをこまごまと考えていました。そのときに、自分とは全く違う人間だと思いました。自分だったら、夕方までかかったかもしれない。行き当たりばったりですから。

医療器の修理でも、自分は、だらだらと休憩無しに、9時間でも平気にやっていました。(よく徹夜していました。)だから、怠け者ではないけれど、自分を時間で区切って、コントロールする意識が全く欠けています。

今でも、集中すると、ブログの記事に6時間ぐらいぶっつづけで書いてしまうこともあります。翌日疲れが残ります。

死ぬまで、こういうのを繰り返すとダメだなと思い、今日は、一回の作業時間を1時間30分として、スマホで目覚まし時計をかけました。

1時間30分後に、ブログの記事のバックアップをして、レンタルサーバーのファイルを復元する段取りを立てました。

そして、正しいかどうかは、わかりませんが、なんとかできました─。

The Beatles – Something

高校生のころまでは、ビートルズの中で、ジョージ・ハリスンが一番好きでした。

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