20年ぶりぐらいに大学の部活の後輩に会う

昨年の11月に大学の部活(クラッシックのギター部)の同窓会がありました。同窓会と言っても、同学年だけではなく、自分らの上の学年を入れて、まあ5学年合同の同窓会です。同窓会を主宰されたのが、2つ上の先輩ですので、その先輩が一緒に部活動をやっていたメンバーが中心です。

最初は参加を断っていた同窓会

ここ10年、中学校や高校の同窓会はいっさい断っていました。それは、同窓会に出ても嫌な思いをするからです。心が元気な時には、いじわるなツッコミにも、返したり、受け流したりできますが、心が元気が無い時は、もうそれで人生におさらばしたいような気持になる気がしたからです。

そう思うようになってから、20年です。長いトンネルです。だからネットでなにか仕事できないかという気持ちになった理由でもあります。

昨年の部活の同窓会の案内が、大学の同学年の部長だった方から来た時、もう出ないということを決めていました。心臓の手術をして1年経過していたし、同窓会の1か月前、痔の手術をして、のたうち回っていた頃で、まだ出血していたから、とても出席する気分ではありませんでした。

ところが、関西の同級生が、全く使っていない家電に電話を掛けてきました。(その同級生は、私の家電しか知らない、昔は年賀状に家電の番号を載せていたから)

「一生の最後やから、なあ、一緒に出ようや」と。そう説得されて、おそるおそる同窓会に出ました。

だれも、体が傷んでいる

ひさびさに出会った先輩たちは、風貌が変わっていました。昔の面影はあるものの、髪の毛が無くなった方もおられるし、顔自体が、だれも老人の顔になっていました。

ひとりひとり登壇して5分?10分だったか、近況報告をしなければなりませんでした。自分は、心臓の手術を2回した話をしました。人生の歩みを話すと、1時間あっても足りないので、病気のことぐらいです。

他の先輩方の話も、病気の話は必ずと言っていいほど、出てきて、脳梗塞、胃がん…、年をとってかなりのパーセンテージで病気を患っている方が多いです。

しかし、先輩方や同級生と話していて、40年前の大学生時代に戻ったような感じでした。

とても良い感じでした。中学校や高校の時の同窓会のように、いじわるなツッコミは全くありません。

幹事だった先輩にお礼を言いました。先輩は、「お礼はいいから、下の世代につないで」と言われました。おそらく同窓会では案内されなかった下の世代でも、同窓会をして盛り上げてくれということでしょう。自分としては、人望がないので、そんなことは一切お願いはできません。

ただ、できることは、良い同窓会であったことを後輩に伝えることです。

大学の後輩に会う

下の世代で、連絡先を知っているのは一人しかありません。20年前ぐらいにたまたまスーパーマーケットで会って、携帯の電話番号の交換をしただけです。それ以降、音信不通。

夕べおそるおそる電話をしましたが、出てくれません。電話番号を変えた可能性もあります。

また、そもそも登録されていなくて、詐欺の電話と認知されたのかもしれません。日頃の交流がないとこういうことはよくあります。

ネットで後輩の名前を検索しました。電話帳には登録がない。うーん。

下の検索順位のホームページを開けてみたら、現在の職場がたまたま出ていました。担当者の名前で、ヒットしたのです。職場に電話して、会う約束をしました。昼休みのうちの20分間の間に近場のロビーで会うことに。

同窓会があったの報告をするだけですが、どのように話すか、頭の中で、何べんもシュミレーションしました。あまりに長いこと会ってないので、初対面の人に会うような気持ちです。

せっかく会ってくれるから、お菓子も準備しなきゃなあ。若いころと違っていくら後輩とはいえ気を使いました。

20分間のできごとでしたが、かなりエネルギーを使いました。会ってくれてありがとう。

Kyuhee Park / Tears in Heaven – E.Clapton (Arr.H.Sato)

私はある時、このギターを聴いて涙が出てしまいました。

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