高校時代の近所の悪友

自分はどうして高校時代フォークギターを覚えたのかといえば、近所の悪友の存在しかありません。中学校時代に突然対人恐怖症になり(中学校時代の思い出は全部灰色です。)、ひきこもりにならなかったのも、ひとえに近所の悪友のおかげだったに違いないと思います。

4人そろわなければ成立しない麻雀

近所の一つ上のお兄さんが二人いました。一人は、遠地の専門学校に行っていて、週末になると実家に帰っていました。

そこの子供部屋は、納屋の2階で、母屋とは独立しておりました。

つまり、母屋の御両親とは会うことなく、場合によって、本人が不在でも、その部屋に入って、部屋の主が入ってくるのを待つこともありました。

いつしか麻雀をするという話になり、近所にたまたま年が近い4人が居ました。もう一人一つ上のお兄さんと、同学年の友達がいました。

自分は、小児喘息だったので(5年の時治りました。)、小学校時代は近所の人たちとあまり遊びませんでした。夢中になって遊ぶと、すぐ喘息の発作がでるので、祖母がすぐ家に戻るように迎えに来ます。そんなのもあり、遊びには誘われなくなりました。近所でも、人間関係は疎遠だったのです。

しかし、麻雀となると、4人そろわないとできません。別にあいつも誘わないと可哀そうだからとかいうことではなく、人数が足りないということから、最初は誘われたと思います。

いまだに私は、符計算できませんが、その頃も、4人の仲間内でするので、符計算はしませんでした。
毎週のごとく、朝の5時6時ぐらいまでやっていました。土日は、昼夜逆転の生活です。

麻雀の合間にギター

そこの部屋には、ステレオとフォークギターが置いてありました。自分は中学校時代は、洋楽のロックが好きだったんですが、当時流行していた風とか、かぐや姫のレコードが麻雀のBGMで、かかっていて、日本のフォークに親しむことができました。

麻雀の合間に、ギターを弾いたり、いっしょに歌ったりしました。(深夜に大合唱 うるさかったと思います。)

もう一人のお兄さんが、ギターがすごく上手で、井上陽水をよく歌っていましたが高校の文化祭のスターでした。

その人に教えてもらいながら、そこにおいてあるギターで練習しました。

そういえば、高校時代に私は買ったことがありません。買ったことがないくせに、ギターを弾いて歌を作り録音していました。40曲ぐらいあります。要は、他人のギターを弾いていたのです。

一時期ギターを持ってないことを友達が不憫に思ったか、テレビ出演のときテレビ局からもらったガットギターを調達してくれて、私にくれました。中学校時代に、土井まさるの「スーパージョッキー」という番組があり、同級生が2度テレビに登場しました。そのギターは、調律ができない、かなり子どもだましのギターでしたが、それでも一生懸命練習しました。

当時、奨学金の3000円は、こづかいのように使っていいと言われていましたが、それを貯めてギターを買えばいいものを、ギターには使いませんでした。自分の家には、ステレオがありませんでしたが、その3000円で、よくエルトンジョンやユーミンのアルバムを買っていました。

ポール・マッカートニー&ウィングス  My Love

中学校の時、2枚目に買ったシングルレコード。1枚目は確か、映画ジェレミーの主題歌だったような。欧米文化にあこがれていたんだな。当時、ビートルズのメンバーとは知りませんでした。

⇩ 応援のクリックをぜひお願いします。

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ
にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました