最近も政見放送を小まめに見ています。消費税の態度だけでは、あまり投票行動をしないように考えようと思います。演説のうまい党首だと、その時は、いいなあと思いますが、冷静になって自分の頭の理屈で、投票日までは、入れる政党を決めます。
さて、せとうちTVとテレビ広島で昼間やっている昔のサスペンスドラマを録画して、後から観るのが好きです。ウルトラマンみたいな勧善懲悪タイプよりも、何か犯罪を取り巻く人間たちの悲哀が感じられるものが好きです。

昨日だったか、三浦友和さんの刑事役のドラマを観ました。「森村誠一サスペンス7・時」(2008年)です。出演者は、こちらの方のサイト 森村誠一サスペンス7・時 に詳しいです。
簡単にストーリーを書きます。犯人の小木誠一(西川忠志さんが演じていた)が確か9年前(間違っているかも)だったか、登山で写真家を崖から突き落とし、写真家は死んでしまいます。その時、たまたま犯人と一緒になり登山することになった男女二人は、犯人の行動を止めることも、できず、犯人に「お前ら共犯だぞ」と言われ、口をつぐんでしまいます。
犯罪をつぐんでしまった男女二人は、悔いた人生を歩みます。亡くなられた写真家の墓に花を手向け、自分たちは結婚もする資格がないと戒めの人生を歩みます。
ところが、9年後、犯人の小木誠一は国会議員に父親の後継として立候補します。犯罪を犯した人間が議員になることなど許されないと、戒めた人生を送っていた二人は、9年前の犯罪を証言しようと動きますが、犯人に二人とも殺されてしまいます。
捕まえられた犯人曰く、過去にこだわって前を向かないのは愚かだ、過去のことは忘れて前をあるくべき。そこだけ言葉を抜き出せれば、良い言葉です。(過去のことを悔い改めればですが・・・。)
自分も昔のことにこだわって前に向けない人間です。
でも、ドラマではなく現実、過去の犯した罪や発言に反省なく、立候補する国会議員も多いことを考えるならば、犯人のように、つらの皮が分厚い人間でないと、選挙に立候補できないのかなあとも思ったりもします。昨今、人には謝らない人間が増えているような気がします。SNSやnewsサイトでは、攻撃的なコメントばかりで、吐き気がしそうです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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