「老化抑制の新研究」を学ぶ

あさイチのミーシャさんを観ていたので、テレ朝の羽鳥モーニングショーを始めからは見ていないんですが途中からでも勉強になりました。東京大学医科学研究所 中西真教授を招いての、老化抑制のための特集でした。

時々、老化防止とか若返りを話すと、「だれも年とったら、髪も白髪になったり、はげたりするものよ。あんた老化を受容できていない。」と説教するおばはんがよくいます。しかし、そういう話ではない。老化細胞が、動脈硬化、肺の繊維化など病気を呼び込みます。寿命が延びても、健康でないと良くはないです。老化が進んで、最期までの10年が病気ということはよくありますが、そういうことを阻止していく研究です。

老化細胞を除去する薬(セノリティクス)の研究

東京大学医科学研究所の中西真教授は、老化細胞を除去する薬の一つとして、GLS1(グルタミナーゼ1)阻害薬という研究をしておられます。

多種多様な老化細胞を生き延びさせているのがGLS1という酵素であることを発見し、この酵素の働きをブロックして細胞死を誘導し、老化細胞を取り除くのがGLS1阻害薬というわけです。

アメリカでは、がん患者に対する治験に用いられ、ヒトへの安全性は確認されているそうです。

詳しくは → 老化細胞除去薬の開発で見えてきた「健康寿命120歳」の可能性 

そういう薬が、将来、自分の口に届く可能性は、あるのかないのかわかりませんが、何か似たような含有食品はないのかとインターネットで検索しました。

このGLS1(グルタミナーゼ1)阻害薬とは別の老化細胞を除去する薬(セノリティクス)のことが書いてあるサイトを見つけました。→老化細胞を除去する新薬セノリティクスとは?最新の研究動向

セノリティクスの中のケルセチンは、玉ねぎやブロッコリーなどに含まれており、フィセチンはイチゴなどに含まれているそうです。そうかあ、ブロッコリーは、ボデイビルする人たちがよく食べると聞くけれど、今後よく食べるようにします。(※GLS1(グルタミナーゼ1)阻害薬とは関係ありません。

老化抑止のキーワードは、ささやかなストレス

ここからは、番組そのまんまです。

基本的な考え方

強すぎるストレスは×
ささやかなストレスは〇

ささやかなストレスは、細胞の老化を一定程度抑制できると考えられているそうです。

①運動対策 息が上がるような運動はダメ

きついランニングや長時間の水泳といった息が上がるような運動は、老化を早めるんだそうです。

酸素を吸うから老化するというくらい人間にとっては有害なもあり、体にダメージを与える過度な有酸素運動は控えることが大切です。

おススメはゆったりとした散歩
ゲートボール
ピラティス

②紫外線対策  浴びすぎない

紫外線は骨をの形成にかかわるビタミンDが体内で作られる。
多く浴びると遺伝子に傷がつき皮膚の老化が進行します。

③栄養バランスのいい食事をしっかりとる

マイルドなカロリー制限が老化抑制につながります。

腹8分目まで。
・間食をやめる。
・目安は普段摂取しているカロリーの薬8割程度。 

 ※やりすぎるとかえって命を縮める

中西真教授の提言を参考に、毎日気をつけて暮らしていきたいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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