前日の午後、右足の付け根からカテーテルを2か所入れて手術してもらったのですが、
右足の付け根のところは完全に閉じてはおらず、
場合によっては、そこから、カテーテルの再手術をするので、【右足は曲げてはいけない、ジャッジアップはしてはいけない。】と、ドクターに言われました。
(イラストは少しギャッジアップしていますが、イメージ図です。)
ICUの部屋から、今度は一人部屋に移されました。
翌朝は、4人部屋にまた移されました。
右足が固定されて、右腰が痛い。
私が「眠っている間も動かさないとは約束できません。」と言うと。
拘束の同意書にサインして。右足をベットにくくりつけられました。
当然、寝がえりはできず、右の腰が痛くなります。
点滴に痛み止めが入っていたらしいのですが、ずっと痛かったです。
睡眠薬を飲んで寝たのですが、寝たり起きたりの夜でした。
また2時間ばかり、心房細動があったようです。
朝には落ちついていました。
命を助けてくださり有難うございますと言うべきところを
そこの病院は毎朝、部長先生が回診に来られます。
翌朝のできごとです。
「いつから、胸痛かったの?」と聞かれたので、1週間前と言ったら、
「よくもがまんしたなあ。手術してどう?」と尋ねられました。
おかげで胸の痛みはなくなって、命が助かって有難い・・・みたいなことを言うべきかなと頭によぎりました。
しかし、「右腰が痛くてたまらない・・・。」と言いました。
部長先生は、
「第一声がそれかよ。」とは言ってないけれど、そんな風に思っているような顔をした。拍子抜けみたいな顔だった。「そうか、痛いですか。」と言われて去って行かれました。
翌日の夕方にようやく右足が曲げても良くなる。
その後も痛く、担当ドクターに言うと、
11時ごろ、足の付け根を閉じられましたが、痛いのは変わりません。
傷口がくっつくまで6時間と言われ、17時まで右足を動かせません。
翌日の点滴には痛み止めは入っていなかったようで、痛み止めのカコナールを処方されました。
17時になってようやく右足が曲げたり、横になったりできて、痛みがゆっくりと消失していきました。
でも、まだギャッジアップしたり、座ったりは、リハビリの先生が許可を出すまではダメと言われがっくりきました。
便意はありましたが、一日ぐらいださなくてもいいです。
ナースコールを押したら、「紙おむつの中にしてください。」と言われたのでがまんしました。
手術の日と翌日は、ごはんも適当に口に放り込まれたものを少量食べ、歯も磨きません。2日ぐらい磨かなくても虫歯にはなりません。
完全寝たきりなので、看護師さんの力をもっと借りればいいんでしょうが、前に入院した、うちの市で最も人気がある病院の看護師に、入院する者のルール(しおりに書いてない。)を守らないと、こっぴどく説教され、暗黒の入院生活だったので、ほとんどナースコールは押さなかった・・・。