ハードな四ヶ月の職業訓練が終わる

「終わる」と書きましたが、既に終わって1週間経過しております。8月から暑い中、月曜日から金曜日まで一日も休まず、なんとか通いました。

通学そのものがリハビリ

毎日、往復4km近くをくそ暑い中、歩いて訓練校に通いました。痔の手術後や腰が痛い(正確にはおしりの筋肉)ときは、自家用車で行きましたが、それ以外は歩きました。

ともかく休んじゃいけない。その分、失業保険が引かれますので。

それがひとつの自信になったかというと、やっぱり健康不安が強くなっていて、今、健康診断に行って、どこか悪い所がありはしないか、調べている最中です。

学校が終わったら、すぐ就職を・・・と、当初は考えていましたが、ともかく、1週間はとりあえず休みたいと思うようになりました。

訓練校を終えると、就職探しをしているか、今後の方針など、ハローワークに報告しなくてはなりません。

正直に「職業訓練は、けっこうきつかったです。今はとりあえず休みたいです。」とハローワークに報告しました。

資格はなんとか全部取得しましたが。

この4か月の間にたくさん資格を取得しました。職業訓練で取った資格は以下4つです。

  • CS検定 ワード3級
  • CS検定 エクセル3級
  • 簿記検定3級
  • 秘書検定2級

年をとってもまだ自分はできるということは自信になりました。

ワードとエクセルは、2級でも受けれたのですが、不合格を恐れて、3級を選択しました。資格はともかく、自分の知らないパソコンの処理の仕方や、キーボードの早打ちについて力がつきました。

ワードの時は、家では勉強しませんでしたが、他のは、家で毎日勉強しました。そうでないと、全部受かってないと思います。

簿記検定の演習の授業が一番しんどかったです。ぎりぎりの点数でなんとか合格しました。商業高校の生徒は2級まで取るらしいですが、年をとってからの簿記の取得はかなりしんどいです。

さて、その資格が生きる仕事があるのかですが、65歳の事務職というのはあまり募集がありません。ハローワークで、「その年で資格とるために訓練校行ったところで意味あるのか?」と言われるのではないかと心配していました。結局だれもそういうことは言いませんでした。

しかし、資格が多いと、働ける職種が広がるので役に立つでしょう。

若い人に迷惑ではないか

60歳の時、ハローワークの職員に「若い人にめいわくだということがわかりませんか、そういう想像力がありませんか」と言われたのがかなりトラウマになっていました。

だから、訓練の4ヶ月間の3分の2ぐらいは、他の訓練生に自分は話しかけようとしませんでした。
しかし、変わる契機が訪れました。授業を教える講師の先生が、変わる度に席替えがあり、後の3分の1は、隣の方が若い女性でした。(訓練生のほとんどが、20代~30代の女性でした。)

初めは、極力しゃべるまいと思っていましたが、お隣の方が気さくな方だったので、つい、しゃべるようになってしまい、他の方にもあれこれ話すようになっていました。

普通の職場で話すのとも距離感が違い、一学友なので、気にし過ぎと、知人にも言われたですが、その通りです。

「若い人に迷惑をかける」という概念ですが、年寄りが迷惑をかけるかどうかということよりも、別に迷惑をかけてもいいんじゃないかという疑問が生まれてきました。自分の年老いた力を若い人たちに補ってもらって働くのもありだと思います。

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