
最近のことです。
胸痛がしたので(後で書きますが、自分は典型的な痛みではありません。)、開業医に紹介状を書いてもらい、1週間後総合病院に行き検査をしてもらいましたところ、
「急性心筋梗塞の疑いがあります。軽い心不全も起こっています。すぐに緊急の手術をします。ステントを入れる手術になります。」とドクターに言われ、入院にいたりました。
胸が締め付けられる激しい痛みでもなく、重い痛みでもない。
整形外科的な痛み
胸痛がでたのは1週間前でした。
左胸の骨の間が指で押さえると痛く、背中も痛かったです。それに左肘の筋肉のところが、一日中痛かったのです。心臓そのものが痛くなくて、「放散痛」というらしいです。
どちらかというと整形外科的な痛みです。開業医に診察してもらいましたが、「心臓の病気は指で押さえて痛いようなものではない、それは肋間神経痛。心配し過ぎ。」と言われ、なんの処置もありませんでした。
その日は夜勤の仕事がありましたが、普通にこなしました。翌朝には胸痛は消えていました。
その後3日間は、胸痛はありませんでした。ただ、体がだるく寝てばかりいました。
4日目にまた、胸痛が出ました。また胸と背中と左肘が痛くなりました。2時間ぐらいです。
それで不安になってまた同じ開業医に行きました。
今度は心電図、レントゲンをされました。
心電図は異常がないけれど、「異型狭心症の疑い」と言われ、総合病院の紹介状と、環状動脈を広げるニトロという薬をだしてもらいました。
狭心症の発作は10分以内と言われますので、2時間とか1日中というのは該当しません。
翌日は、胸痛が一日中ありました。ニトロを舌の裏で溶かしましたが、なんの効果もありませんでした。
狭心症ではないのでは?と、シロウト的に思いました。
本来は、すぐ救急車を呼んで病院に行かないと手遅れになる病気
翌日は休日なので病院が休みなので、休みが明けて、月曜日に自動車を運転して病院に行きました。
しかし、心筋梗塞であれ、狭心症であれ、すぐ対応しないと、死んでしまう病気ですので、本来は救急車を呼んで休みに関わらず緊急に病院に行く病気です。
でも、その胸痛が激しくもなく、締め付けられるような痛みでもないので、心臓の病気であるとは思わなかったのです。
心臓の痛みというのは、個々違うようですので、あまり、テレビやインターネットの情報で自己判断するのは、危険だと思いました。
驚くべき診断結果
診断を受けたと思うとすぐ手術です。
右足の付け根―鼠径部(そけいぶ)の動脈と静脈に二つ穴を開けられ、カテーテルを挿入されて、検査とオペをされました。
皆さんがよくご存じの、カテーテルステント手術です。正しくは、「経皮的経血管冠動脈形成術(PTCA)」です。
血管がつまって狭くなった冠動脈を血管の内側から拡げるためステントを入れるものです。
真ん中の冠動脈がつまっていたそうです。
一般的には、左冠動脈、それが二つに分岐し、右冠動脈と合せて3本の冠動脈ですが、自分の場合、真ん中に独自に一本あるらしい。
そこをステントで血管を広げているのですが、その他にも2か所あったそうです。
左右の冠動脈の末端がそれぞれ詰まっていたのです。そちらの方が古い梗塞だそうです。
ステントが入らないから、薬での治療になるそうです。ただどこまで、そこの血管の詰まりが良くなるかわかりません。
思えば、1ヶ月前から、疲労がとれず、吐き気などに悩まされていました。
すでに心筋梗塞から心不全を起こしていたかもしれません。仕事を続ける自信がなくなり、退職願いを提出したぐらいです。
現在、心不全手帳というものを病院からいただいて、体調の管理をしていますが、心不全の自覚症状として、五点あります。(心筋梗塞の結果として、心不全となります。)
息切れ むくみ 疲れやすさ 食欲低下 不眠
なかなかこの5点で、心不全を疑うのは難しいです。
「足のむくみ」というのは比較的わかりやすいです。
心不全が悪い状態になって、足がぱんぱんになって、いままでの靴が履けなくなった人をよく見ます。
何が心筋梗塞の原因だったか
手術後3日ぐらいは、心筋梗塞を起こしてしまった後悔となにが問題だったのか考えこんでいました。
その自分の反省です。
コレステロール低減の薬を飲めば良かった
ずっと、病院から処方された薬は飲んでいませんでした。
少しLDL(悪玉コレステロール)が、基準値より高めでしたが、食事の改善や運動療法でなんとかしようとしていました。
薬を処方してもらいながら、食事の改善や運動療法をすれば良かったのです。
薬を飲まない=すばらしいというこだわりが、いけなかったです。
ストレスの多い仕事は早く辞めれば良かった
介護職は、慢性的に人手不足です。
ハローワークに行っても、介護職は、高齢者でも、歓迎されます。
だけれども、肉体的にもハードであり、かつ、精神的ストレスが強い職種です。
どちらかというと、利用者との関係というより、スタッフ間の人間関係がストレスの原因になります。
新しい人が入ってくるまで、ずっとおって欲しいと言われがんばってきましたが、結果的に心筋梗塞でシフトに大穴を開けてしまったわけですので、職場にめいわくをかけても健康なうちに辞めれば良かったです。
運動(スポーツ)の負荷が強すぎた。
私は筋トレを20代から続けていますが、継続して練習すると、筋力がついていき負荷が高くなっていきます。
それが、悪いわけではないようです。
長い時間同じ負荷を与えられた筋トレを続ければ問題ですが、ひとつひとつのメニューを10~15回やり、そのあとすぐ休憩します。
問題なのは、30分やっていたルームランナーです。
年齢とともに、時速が下がっていっていますが、早く走れないと思い、インターバルトレーニングを始めました。
早歩き→時速9キロ→早歩き→時速9キロというように繰り返しやるのがインターバルトレーニングですが、時速9キロというのが自分の心臓の能力にとっては、負担でした。
鍛えれば、若い時みたいに走れるという思い込みです。
筋トレはやれば筋力は上がっていきますが、30分走るという能力はそれほど上がっていきません。
心臓の能力を超えて、トレーニングすると心臓が悲鳴を上げるようです。
あまり心拍数を上げるルームランナーの設定が問題だったのではないかと、思っています。
ジョギング=有酸素運動=からだに良いというのが頭にしみ込んでいました。
リハビリの先生には、今のところ心拍数100設定のエアロバイクを勧められています。
元々が不整脈で心筋梗塞を起こしやすい
17歳ごろから、健康診断で、「不整脈」と診断され、その後職場でも、何度か精密検査をやりました。
心房細動も時々あります。(不整脈を無くす心臓のカテーテル手術をすることになっています。)
不整脈・心房細動そのものが、血の巡りが悪く、心筋梗塞を起こしやすいのだそうです。
いままで、治療の必要なしということでしたが、血液ドロドロと不整脈が、もともと心筋梗塞を起こす要因でした。
まとめ
高脂血症・高コレステロールのある所に、心臓に負担をかけすぎる運動・仕事により過労が重なり、なるべくして心筋梗塞になったということなのでしょう。
現在の手術した体の状態は、健康な時よりも血流が良いように思います。
しかし、心臓に負荷をかけ過ぎない運動や体重の増加に気をつけないと、また同じような心筋梗塞になってしまいます。
反省を生かし、考え方を改めて、生きていきます。

