夕べネットニュースで、石破首相が退陣表明したことを知りました。
私は、自民党に投票をしていないですが、退陣表明でやっぱりか、と思う片方でがっかりした気持ちになりました。

YOUTUBEの政治動画、とりわけ、自称「国士」の人らの罵詈雑言がひどいです。「いつまで総理に居座る」、「もともと総理の器でない」、辞めたらそれでいいのかと思ったら、「いつまで居座ってたんだ」とさらにヒートアップさせています。一様に下品です。昔(1970年代)の左の学生運動の下品さに似ています。過激であればあるほど、良いみたいな風潮がとっても不快です。
そもそも、立憲民主の野田代表と膝つけ合わして政治改革をやるという終盤の発言が気に入らなかったのかもしれません。派閥の解消と言いながら、今も派閥を解散していないご仁が、影響力を持っていること自体が、やったもんがちでナニコレと思います。
「石橋らしさ」が、なにが具体的にはわかりませんが、自民党の政治資金の透明化などの改革をするというのなら、志これからだったのではないかと思います。自民党の支持層と幹部層(国会議員や県連幹部)とは、政治資金のことで考え方がそうとうなズレがあるんでしょう。
うちの父も自民党員でした。うちは零細農民です。
低所得層で、よくも3人も大学に行かせてくれたと思います。いつも選挙になると、票をかき集めるために運動をします。どっちかというと政策というより人間関係や地域の絆という感じだったのでしょう。
田んぼやたばこを作ったりしていました。自分が子供のころは、家の居間で蚕を育てたり、牛も一匹買っていました。農業だけで食べれないので、土建会社で大工もしていました。
そこまでしても、低所得でした。大学で授業料免除の申請を出した時、その収入の低さに改めて自分は驚きました。
昔は、貧乏な農民も、農村の共同体の一翼だから、自民党に一生懸命応援していました。
しかし、その共同体も、自民党の支持組織自体も、崩壊過程にあるのではないだろうか。岩盤保守層が新しい野党に流れていったと言われますが、本当にそうなんだろうか。
自民党自体が、自民支持層の基盤そのものを崩壊させているように思います。
まあ、総裁が変わったとして、自民党はたぶん変わらないのでしょう。
大河ドラマも田沼意次が、お役御免となり、松平定信の出版統制時代が始まり、年末まで続くのかと思うと寂しい限りです。
朝ドラで、手嶌治虫(手塚治虫のモデル)が、柳井嵩(やなせ たかしのモデル)に映画「千夜一夜物語」のキャラクターデザインを頼むシーンがあったので、千夜一夜物語のアニメを観てみました。
まだ半分(2時間10分の大作)しか見ていませんが、性表現も多く、大人のアニメでした。実写とアニメの組み合わせでいろいろ工夫されていました。BGMのエレキギターが、あの時代(1970年代)の雰囲気を思い出させられます。
やなせたかしの関わりについてYAHOOニュースにこういうのがありました。⇩
なぜ手塚治虫はやなせたかしにエロチックな「千夜一夜物語」を任せたのか…初のアニメ映画で思いがけない成功
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